(カルチュラルニュース編集長、東 繁春)ロサンゼルス・カウンティー公衆衛生局の発表によると、南カリフォルニア大学(USC)で、学生の住む住宅3軒で、計45人のコロナウイルス感染が確認されました。症状は出ていません。これまで、USCでは、学生と職員、合わせて約150人のコロナウイルス感染が確認されています。

ロサンゼルス・カウンティー公衆衛生局には、毎週、2000から3000件のコロナ関連情報が来ています。公衆衛生局は、3人以上が感染していると、クラスターが発生したと認定しています。公衆衛生局は、現在、約1000件のクラスター調査を行っています。

ロサンゼルス・カウンティー公衆衛生局は30日、Angeleno in Action の名称で、携帯電話のテキスト・メッセージ機能を使った、コロナ感染調査を行うことを発表しました。

http://publichealth.lacounty.gov/acd/ncorona2019/angelenosinaction/?utm_content=&utm_medium=email&utm_name=&utm_source=govdelivery&utm_term=

カリフォルニア州ロサンゼルス・カウンティー行政区(人口1000万人)公衆衛生局の7月30 日の発表では、新型コロナウイルス(COVID-19) による、新たな死亡者が41人に、新たな感染確認者が2,628人になりました。

7月30日までのロサンゼルス・カウンティーの累計の死亡者は4,552人に、累計の感染確認者は185,872人になりました。 (これまでの発表の内、感染者139人と死亡者5人は、ロサンゼルス・カウンティー居住者でないことが判明したため、統計が修正されていかす)

7月30日までロサンゼルス・カウンティーで入院措置を受けた人の累計は 12,638人でした。現在入院中で感染が確認されている人は、2,022人で、27%が集中治療室に入っています。また、感染の疑いがある患者を含めた入院人数は2,597人で、この内17%が人工呼吸器を付けています。

7月30日まで、ロサンゼルス・カウンティー行政区(人口1000万人)で、ウイルス検査を受けた人の総数は173万3000人になりました。陽性率は、10 %でした。

7月30日に発表された新たな死亡者41人の内訳は、21人が80歳以上、10人が65歳から79歳、4人が50歳から64歳、4人が30歳から49歳でした。36人が基礎疾患を持っていました。基礎疾患を持つ人の内訳は、20人が80歳以上、10人が65歳から79歳、4人が50歳から64歳、2人が30歳から49歳でした。

ロサンゼルス・カウンティー行政区(人口1000万人)の死亡者の人種別統計(ロングビーチ市とパサデナ市を除く,)7月30 日更新
これまでの累積の死亡者4,552 人のうち人種が確定している4,260人の人種内訳は、ヒスパニック48%、白人25%、アジア人15%、アフリカ系11%、その他1%でした。

人種別の死亡者数累計(ロングビーチ市とパサデナ市を除く)7月30 日更新
アジア人639人、アフリカ系452 人、ヒスパニック2,050人、白人1,060人、その他人種28、調査中27人。

アジア人・アフリカ系・ヒスパニック・白人・その他・調査中:合計
死亡者 : 639      452 2,050   1,060         28         17:     4,246
感染確認: 5,623  4,974  59,065  13,442  24,458  67,660: 175,222

 

ロサンゼルス・カウンティーの新型コロナウイルス (COVID-19)の感染者の全地域リストは下記のURLから見ることができます

http://publichealth.lacounty.gov/media/Coronavirus/locations.htm

 

Los Angeles County: COVID-19 Surveillance Dashboard (Data do not include the Cities of Long Beach and Pasadena)

http://dashboard.publichealth.lacounty.gov/covid19_surveillance_dashboard/

 

California Coronavirus COVID-19 Statewide Update
https://update.covid19.ca.gov/

 

California Statewide Update: All Cases and Deaths associated with COVID-19 by Race and Ethnicity
https://www.cdph.ca.gov/Programs/CID/DCDC/Pages/COVID-19/Race-Ethnicity.aspx

 

ロサンゼルス・カウンティー行政区(人口1000万人)では、ロングビーチ市とパサデナ市の独自の保健局があり、調査を行っています。7月30 日更新
................................................死亡者数   感染確認者数
ロサンゼルス・カウンティー *       4,277       175,981
ロングビーチ市                               170           7,948
パサデナ市                                   105           1,943
ロサンゼルス・カウンティー合計:  4,552        185,872

(*ロサンゼルス・カウンティーの累計は、ロングビーチ市とパサデナ市を除く)

 

ロサンゼルス・カウンティー行政区(人口1000万人)の感染状況(時系列)

(+前日比)死亡者   入院済<入院中> (+前日比)感染確認   検査済

7月29日 (+41) 4,552  12,638<2,022> (+2,628) 185,872 1,733,000

7月28日 (+91) 4,516  12,473<2,045> (+4,825) 183,383 1,683,000

7月27日 (+51) 4,426  12,300<2,051> (+2,708) 178,642 1,675,000

7月26日 (+17) 4,375  12,230<2,017> (+2,039) 176,028 1,649,000

7月25日 (+10) 4,360  12,215<2,033> (+1,703) 173,995 1,640,000

7月24日 (+53) 4,351  12,189<2,016> (+3,628) 172,325 1,621,670

7月23日 (+44) 4,300  12,095<1,928> (+1,949) 168,757 1,605,000

7月22日 (+49) 4,262  11,960<2,210> (+2,014) 166,848 1,593,000

7月21日 (+65) 4,213  11,704<2,207> (+3,266) 164,870 1,579,000

7月20日 (+50) 4,154  11,371<2,218> (+2,741) 161,673 1,559,000

7月19日   (+9) 4,104  11,121<2,232> (+3,160) 159,045 1,540,000

7月18日 (+11) 4,095  11,092<2,216> (+2,848) 155,007 1,515,000

7月17日 (+37) 4,084  11,059<2,188> (+2,770) 153.041 1,491.000

7月16日 (+62) 4,047  10,846<2,122> (+2,885) 150,319 1,465,000

7月15日 (+59) 3,988  10,626<2,173> (+4,592) 147,468 1,440,000

7月14日 (+44) 3,932  10,360<2,193> (+2,758) 143,009 1,409,000

7月13日 (+73) 3,894  10,162<2,103> (+4,244) 140,307 1,387.000

7月12日 (+13) 3,822    9,927<2,056> (+2,593) 136,129 1,338,000

7月11日 (+18) 3,809    9,879<2,093> (+3,322) 133,549 1,336,000

 

ロサンゼルス・カウンティーのコロナ感染状況(累計)2020年1月25日から7 月10日までの統計は下記URLに掲載されています。 https://digest.culturalnews.com/?page_id=14303

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(カルチュラルニュース編集長、東 繁春)今から約130年前、ロサンゼルス・リトル東京に日本人移民が商店を開きました。約90年前、リトル東京には約4万人の日本人が住んでいて、不況だった日本人商店街を盛り上げるため「二世ウィーク」が始まりました。

1990年代、ロサンゼルスに住む、日本生まれの日本人は10万人以上になりました。そしてアメリカ生まれの日本人は数十万人になりました。日本文化をテーマにした月刊・英字新聞 Cultural News は1998年に創刊しました。また、カルチュラルニュース社は、日本語ウエッブサイトとメルマガ「ロサンゼルスのメール交換」による日本語ニュースの配信も5年前から続けています。

これまで、カルチュラルニュース社の収入は、月刊Cultural News の購読料が中心でした。しかし、3月から始まったコロナ感染を防ぐための公共施設の閉鎖によって、美術館、文化センター、コミュニティーセンターの活動が中止され、イベント情報がなくなり、月刊Cultural Newsの発行ができなくなりました。

月刊 Cultural News の発行が止まっているため、購読収入も中断しています。このため、カルチュラルニュース社の運営は、危機におちいっています。こうして、今、みなさんにお届けしているメルマガ「ロサンゼルスのメール交換」の継続、そして、外出自粛が呼びかけられているときでも意見交換の場を作ることができる「ロサンゼルスのビデオ会合」の継続、そして月刊 Cultural News の再開のために、緊急に3万ドルが必要です。

皆さんに、募金をお願いしています。

募金は、昨年、認可された非営利団体、Cultural News Association が受け付けています。7月末までに、約6500ドルが送らてきました。1万ドルに近づいてきました。緊急に3万ドルの目標を達成するために、もう一度、みなさんの協力をお願いします。送金方法は https://digest.culturalnews.com/donation をご覧ください。

カルチュラルニュース日本語記事はウエッブサイト「ロサンゼルスのメール交換」https://digest.culturalnews.com  に常時掲載されています。