全米日系人博物館は、2020年1月5日(日)に、「お正月ファミリー・フェスティバル」を開催します。入館料が終日無料になるほか、太鼓や餅つき、子年をテーマとしたクラフト制作など、お正月にちなんだアクティビティーを行います。
当日は大勢の人出が予想されますので、予約を推奨しています。予約者の中から1名に1年間の当館ファミリーメンバーシップを贈呈します。
フェスティバル当日は、常設展「コモン・グラウンド―コミュニティの心」、特別展「きのこ雲の下で:広島、長崎と原爆」「民主主義のための闘い―『私たち、人民は』の『私たち』とは誰か?」を無料で観覧できます。
■JANM無料開館日「お正月ファミリーフェスティバル」
開催日時:2020年1月5日(日)11:00-17:00
入館料:無料(ウェブサイトより予約推奨)
開催予定のアクティビティー:太鼓、餅つき、飴細工、子年にちなんだアート&クラフト、フォトブース、スカベンジャーハント、そばとお節料理のテイスティング、フェイスペインティング、特製福袋の販売
◎お正月ファミリーフェスティバル詳細:
http://www.janm.org/events/2020/oshogatsufest/
■開催中の展覧会
・「きのこ雲の下で:広島、長崎と原爆」(~6月7日。被爆資料の展示は3月1日まで) 2020 年、広島と長崎への原爆投下から75 周年を迎えるのにあわせた特別展。広島、長崎と原爆の歴史を、被爆者の衣類や持ち物といった被爆資料と共に展示します。また、これまであまり語られることのなかった日系アメリカ人被爆者についての紹介や、日系アメリカ人および日本人アーティストの原爆をテーマとした現代美術も展示しています。
・「民主主義のための闘い―『私たち、人民は』の『私たち』とは誰か?」(~ 1 月5 日)
同展は「『私たち、人民は』の『私たち』とは誰か?」という原則を取り上げた展覧会です。戦争によって生活が一変してしまった数百万人のアメリカ人の中から、7人の個人の戦前・戦中・戦後の物語を取り上げ、家族やコミュニティーの平等な権利のために、7人がどう闘ったかを紹介します。
・常設展「コモン・グラウンド―コミュニティの心」
同展では、第二次世界大戦中の日系アメリカ人の強制収容に焦点をあてながら、約130 年間の日系アメリカ人コミュニティの形成と変遷の過程を紹介しています。
■全米日系人博物館 概要
ロサンゼルスのリトルトーキョーにある全米日系人博物館は、非営利の博物館として1992 年に開館しました。日系アメリカ人の歴史と経験を伝えていくことにより、アメリカの人種や文化の多様性に対する社会的理解と認識を深めていくことをミッションとしています。
〈アクセス〉 100 N. Central Ave., Los Angeles, CA 90012
〈開館時間〉 火~日曜11:00-17:00(木曜は12:00-20:00)※入館は閉館時間の30 分前まで
月曜および独立記念日、感謝祭、クリスマス、元日は休館
〈入館料〉 大人16ドル、シニア(62歳以上)7ドル、学生(要ID)6-17歳7ドル、5歳以下、全米日系博物館会員は無料
※毎週木曜日17:00-20:00、第3木曜日、および当館会員は無料