平成30年秋の叙勲:ロサンゼルスからは、北米沖縄県人会の比嘉朝儀さんに旭日双光章

日本政府は11月3日、平成30年秋の叙勲受章者を発表した。ロサンゼルス総領事館管内では、北米沖縄県人会の活動を長年にわたって続けてきた比嘉朝儀さん(77歳)に旭日双光章が、38年間にわたり南カリフォルニア日米協会の理事を務めた弁護士のエドワード・ペロン氏(64歳、Edward A. Perron)に旭日小綬章がおくられる。

平成30年秋、旭日双光章が叙勲されるロサンゼルスの比嘉朝儀さん。

平成30年秋、旭日双光章が叙勲されるロサンゼルスの比嘉朝儀さん。

比嘉朝儀(ひが・ちょうぎ)さんに旭日双光章

1940年に沖縄県で生れる。沖縄県普天間高校を卒業後、ロサンゼルスに住む叔父の支援を受け、渡米、1970年にウッドベリー大学で卒業。スーパーマーケット・チェーン「ラッキー・ストアー」に入社。(ラッキーはその後、アルバートソンに買収される)2001年に定年退職する。

1970年から15年間にわたり、ロサンゼルス市内にあった土曜日日本語学校「羅府上町第二学園」のボランティアを務める。期間中は、4年間、副理事長、3年間、理事長を務めた。

長年にわたり北米沖縄県人会 (Okinawa Association of America)の会員で、5年にわたり会長を務めた。沖縄県人会では、沖縄語(ウチナーグチ)教室、高齢者クラブ、図書室を作った。2006年には沖縄県から新ウチナー民間大使に任命される。

2000年から11年間のわたり、ロサンゼルスの日本語ラジオ放送で、沖縄文化を紹介する番組を担当した。

沖縄県人会の活動と同時に、ロサンゼルスにある42の団体が加入する南加県人会協議会の役員も引き受け、会長に就任していた2011年には、東日本大震災募金活動と被災者100日目追悼法要の開催に、ロサンゼルスの日系団体のまとめ役として大きな貢献をした。募金は最終的に約18万ドルが集まった。

エドワード・ペロン (Edward A. Perron) さんに旭日小綬章

平成30年安芸の叙勲で旭日小綬章をおくられるエドワード・ペロンさん。

平成30年安芸の叙勲で旭日小綬章をおくられるエドワード・ペロンさん。

エドワード・ペロンさんは1954年にワシントンDCで生れた。父親は空軍の軍人で、ペロンさんが生れる前に、両親と姉は名古屋に3年間、駐留していた。ペロンさんは、家族が日本時代に購入した陶器など日本の品々を見ながら育った。
ハーバード大学からハーバード大学ロースクールに入学し、卒業後は、1979年にロサンゼルスのリリック・マクホース・アンド・チャールズ法律事務所に入所。ペロンさんはこれまでに100社以上の日本企業を担当した。ペロンさんは40年近くにわたり日系コミュニティーと日米友好に貢献している。

ペロンさんは、1980年から南カリフォルニア日米協会の理事を38年間にわたって務め、これまで、法律顧問を27年間、理事長を2年間つとめている。