2018/100年以上続くロサンゼルスの日本語学校「協同システム」が新学園長の就任披露会を開く、9月9日

ロサンゼルスの日本語学校「協同システム」に就任した村方清先生の就任披露イベント(Cultural News Photo)

ロサンゼルスの日本語学校「協同システム」に就任した村方清先生(前列中央)の就任披露イベント(Cultural News Photo)

100年以上続くロサンゼルスの日本語学校「協同システム」は、7月に就任した新学園長の紹介と、新役員幹部の紹介を兼ねて、9月9日、日曜日に昼食会を兼ねた「新学園長就任披露会」をロサンゼルス・リトル東京の日米文化会館内ガーデンルームで行った。協同システムに加盟している5校の日本語主任教師、卒業生、ロサンゼルス日系団体の代表など、計約80人が参加した。

「協同システム」の新学園長に就任した村方清(むらかた・きよし)先生は、在米42年で、大手銀行、不動産会社で経営に携わってきた。2005年から6年間、ロサンゼルス日本語補習校「あさひ学園」の理事と専務理事を経て、2014年から「協同システム」のアドバイザーを兼ねながら加盟学校のパサデナ学園で日本語を教えていた。

2018年2月に当時の田中雅美・学園長が急逝したことで、園長代行を置いて、新学園長の選考をおこなっていた。

村方先生は、就任あいさつで1)ここ10年間、日本語学校に入る生徒数が減っていて、また日本人や日系人の両親をもつ生徒だけでなく非日系の両親を持つ生徒が増えているので、教授法を変えていかないといけない。2)日本語学習は難しいが、しかし、一度、バイリンガルになれば、仕事のチャンスに恵まれる。3)生徒の日本語学習意欲を高める方法を捜してきたが、最近の日本の話題を英語で説明している写真を見せて日本語に翻訳する練習を8、9年生にさせたところ、大きな成果があった、と話をした。

9月9日に紹介された「協同システム」の新幹部役員は次のとおおり。(敬称略)

(1)オフィサー

President (理事長):             Masako Kobayashi 小林政子

Executive Vice President:     Kiyoshi Murakata 村方 清

Vice President:                        Takako Osumi 大角孝子

Treasurer:                      Masako Vondrus ボンドラス雅子

Corporate Secretary:              Kiyoshi Murakata 村方 清

Assistant Secretary:             Maasa Umezawa 梅澤マーサ

Principal (学園長):     Kiyoshi Murakata 村方 清

(2) 理事会メンバー(9名)

上記の5名のオフィサーに加えて、以下の4名が理事会メンバー。

Kenji Fukuoka 福岡健二

Chester Ikei  池井チェスター

Richard Narumi 鳴海リチャード

Karen Ota   太田カレン