/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 ロサンゼルス:嶋幸佑のアメリカ俳句鑑賞「賀状書く寂しき思ひ新たなり」 嶋幸佑が選んだ今日のアメリカ俳句(2020年1月21日) 「賀状書く寂しき思ひ新たなり」藤岡細江(ハリウッド) 一読して、ハッとさせられた。そして、この句を前にして、しばらく考え込んでしまった。本来なら目出度く、祝うため […]
/ 最終更新日時 : LA リトル東京 2020/リトル東京・歴史協会が2020年 Imagine Little Tokyoショート・ストーリー・コンテストの作品を募集しています リトル東京歴史協会 (Little Tokyo Historical Society)は第7回Imagine Little Tokyo ショート・ストーリー・コンテストの作品を募集しています。 コンテストは、英語(一般) […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 ロサンゼルス:嶋幸佑のアメリカ俳句鑑賞「屠蘇の酔覚めゆく街は異国なる」 嶋幸佑が選んだ今日のアメリカ俳句(2020年1月13日) 「屠蘇の酔覚めゆく街は異国なる」本田楓月(ポートランド) アメリカ俳句の面白さは、普通の俳句にはない要素、つまり、アメリカという異国に外国人として暮らす日本人が詠 […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 ロサンゼルス:嶋幸佑のアメリカ俳句鑑賞「松も植ゑ燈籠も据ゑ庭の春」 嶋幸佑が選んだ今日のアメリカ俳句(2020年1月6日) 「松も植ゑ燈籠も据ゑ庭の春」森寒川(モンテベロ) この句は、アメリカに住んでいる者として、強い共感を覚えるものだ。たとえば、作者が住んでいるモンテベロを車で走る。そ […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 ロサンゼルス:嶋幸佑のアメリカ俳句鑑賞「進駐の兵に初富士ありにけり」 嶋幸佑が選んだ今日のアメリカ俳句(2019年12月30日) 「進駐の兵に初富士ありにけり」青砥疎影(あおと・そえい/ロサンゼルス) 俳句は「詠み半分、読み半分」とよく言われる。作者の意図とは異なる句意の解釈に基づいて佳句 […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 ロサンゼルス:嶋幸佑のアメリカ俳句鑑賞「聖樹下にいくさを知らぬ子等遊ぶ」 嶋幸佑が選んだ今日のアメリカ俳句(2019年12月23日) 「聖樹下にいくさを知らぬ子等遊ぶ」中口飛朗子(シカゴ) 中口飛朗子(本名・博)の句帳から引いた。句帳は知人から譲り受けたものだが、どういう経緯でその知人の手に渡 […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 ロサンゼルス:嶋幸佑のアメリカ俳句鑑賞「初刷やかくも栄えし同胞史」 嶋幸佑が選んだ今日のアメリカ俳句(2019年12月16日) 「初刷やかくも栄えし同胞史」山中澄恵(ノースハリウッド) この一句を目にして最初に思ったのは「いつごろ詠まれた句だろう」ということだった。年の初めの新聞が届く。 […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 ロサンゼルス:嶋幸佑のアメリカ俳句鑑賞「お年酒や帰化せぬ吾に故郷あり」 嶋幸佑が選んだ今日のアメリカ俳句(2019年12月9日) 「お年酒や帰化せぬ吾に故郷あり」橋田東洋子(はしだ・とうようし・土佐) アメリカにやってきた日本人にとって、だれもが決断を迫られていることがある。帰化してアメリカ […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 ロサンゼルス:嶋幸佑のアメリカ俳句鑑賞「吾が所有となりし畑や鍬始」 嶋幸佑が選んだ今日のアメリカ俳句(2019年12月3日) 「吾が所有となりし畑や鍬始」赤木タモツ(ユタ州ドレイパー) アメリカのある州が、日本人の土地所有を禁じている、としたら。それが農民ならば、一生涯、小作農の身に甘ん […]