Cultural News ができるまで

カルチュラルニュース編集長・東繁春(ひがし・しげはる)からのメッセージ

わたしは広島県呉市で生まれ育ち、1981年にロサンゼルスに来て日刊日本語・英語・新聞「加州毎日」の日本語編集記者になりました。当時、この新聞の発行部数は約3000部くらいで、読者はどんどん減っていました。

日本語ニュースを必要とするひとが減っているのかと、当初は考えていたのですが、ロサンゼルスでの滞在が長くなり、地元のようすがわかるにつれて、北はサンタバーバラから南はサンディゴにいたるロサンゼルス近郊には、10万人ちかい日本語を話すひとたちが住んでいることがわかってきました。

ここで、あえて10万人の日本人と言わないのは、ロサンゼルス近郊に暮す多くの日本人はアメリカ国籍を取り、国籍で分けると、日本人に分類できないひとたちが多いのです。ですから、10万人ちかい日本語を話すひとたちと呼ぶことにしました。

そして、この10万人ちかい日本語を話すひとたちの大半は、普段は英語を使って生活をしています。そのことに気がついたので、わたしは、英語を使って日本語を話すひとのための新聞を作ることができるできるのではないかと、思い立ったのです。

その後、わたしは、日本の新聞社のロサンゼルス特派員のオフィスで働いたり、日本の全国通信社のロサンゼルス・オフィスで働きました。そのとき、メディアに毎日、プレス・リリースと呼ばれる英文ニュース原稿が送られていることがわかりました。

例えば、美術館からは新しい展示の案内や告知、非営利団体からさまざまはプログラムやイベントの案内・告知が送られてくるのです。

わたしは、この英文プレス・リリースを編集すれば、新聞記者がいなくても新聞が作れると考えたのです。

そして、1998年7月にCultural Newsを創刊しました。Cultural News は2018年で、創刊20年を迎えています。。