2018/ニューヨークで東日本大震災の追悼式典、3月4日と11日

【週刊NY生活メールマガジン第669/2018年3月10日号】から転載

第7回目となる東日本大震災追悼式典「トゥギャザー・フォー・3・11」が、4日、アッパーウエストサイドの教会で開催され日米市民約440人が参列しました。

式典では、ニューヨーク総領事の高橋礼一郎大使、ジャパン・ソサエティー理事長の櫻井本篤さんが挨拶し、黙祷のあと宮城県岩沼市出身のイラストレーター、大友あかりさんが仙台で遭遇した時の震災の様子を語りながら「故郷を災害が起きる危険な場所というマイナスなイメージではなく、そのような歴史から学んできているということ、土地の持つ魅力をこれからも伝えていきたい」とスピーチしました。

また震災後に創立された福島県立ふたば未来学園高等学校の10人が来米し、代表の生徒は東京電力福島第一原発で拡散した放射性物質におびえながら暮らした日々や避難先でいじめに遭って一時は自殺することも考えたが、学校の演劇部に入って体験を演劇で発信することで前向きに考えられるようになった」と述べました。

主催者代表のシンガー・ソングライターAKさんは「東北ではいまなお癒えることのない苦しみが続いている。『忘れない』というメッセージを送り続けることが海外に住む私達にできること」と話しました。

11日(日)には東北6県と北海道でつくる「ほくほく会」主催による追悼式典がニューヨーク日系人会(西45丁目49番地/五番街と6番街の間)で午後1時30分からあります。入場無料で予約などはいりません。

この日はアメリカでデイライト・セイビング・タイム(夏時間)の始まりで、前日より1時間早起きしないとなりません。

「週刊NY生活」発行人兼CEO三浦良一
【週刊NY生活メールマガジン第669/2018年3月10日号】