2016/ハンティングトン植物園ディレクターに「旭日小綬章」がおくられる

ハンティングトン植物園ディレクターのジェームス・フォールサム氏(左)と同氏に「旭日小綬章」を伝達した堀之内秀久ロサンゼルス総領事 (2016年6月16日 Cultural News Photo)

ハンティングトン植物園ディレクターのジェームス・フォールサム氏(左)と同氏に「旭日小綬章」を伝達した堀之内秀久ロサンゼルス総領事 (2016年6月16日 Cultural News Photo)

平成28年春の叙勲で、日本政府は、ハンティングトン・ライブラリー植物園ディレクターのジェームズ・フォールサム氏に「旭日小綬章」をおくることを発表しました。

6月16日、ロサンゼルス総領事公邸で、叙勲伝達式が行われました。

伝達式のようすは YouTube で見ることができます。

1 Consul General Harry Horinouchi   https://youtu.be/Nge3Hj92570

2 Dr. James Folsom    https://youtu.be/n0NzC7CwUiw

3 Mr. Don Conlan  https://youtu.be/cg-MhGWOqNw

フォールサム氏の業績について

フォールサム氏は1950年アラバマ州生まれ。ヴァンダービルト大学にて生物学の修士号、テキサス大学オースティン校にて植物学博士号を取得。

1984年よりハンティントン・ライブラリー植物園にて勤務を開始し、1991年より現在に至るまで25年間園長を務めています。同氏は、日本庭園を維持するだけでなく、庭園を媒介として日本文化を南カリフォルニアの市民に伝承してきました。広く一般市民に日本文化や日本庭園に親しむ機会を提供してきた功績は、日本への理解を深め、日米友好親善に大きく貢献しました。

同氏が園長を務めるハンティントンライブラリー植物園の日本庭園は、1912年に建築された北米で最も古い歴史を有する本格的日本庭園であり、園内には数寄屋橋建築の茶室「清風庵」を始め、1900年代初頭の日本家屋、枯山水の石庭、竹林、木造の日本式橋、盆栽園なども存在します。

1928年に一般公開されて以来、2千万人以上の来園者を誇り、伝統的な日本の庭園様式を紹介するとともに、日本庭園内で生け花、盆栽、水石を始めとした日本の自然芸術文化を紹介し続けています。

同氏は1994年6月の天皇皇后両陛下の米国ご訪問において、ハンティントンライブラリーをご訪問された両陛下に日本庭園の説明を行いました。

2012年の日米桜寄贈100周年には、同年の全米桜植樹イニシアチブと並行し、同園の自己財源によって約1300本のピンククラウド種の苗木を南カリフォルニアからアリゾナ州まで幅広く無料配布を行いました。

さらに同年、ハンティントンライブラリー日本庭園100周年事業の一環として、同氏がイニシアチブを取り日本庭園の修復を行いました。

これらの功績により、2013年に同園は外務大臣表彰団体賞を受賞しています。