東繁春が見た米国2016 お正月:真言宗の護摩だきを見た

ロサンゼルス・リトル東京の真言宗・高野山米国別院の初詣。2016年1月1日。Cultural News Photo

ロサンゼルス・リトル東京の真言宗・高野山米国別院の初詣。2016年1月1日。Cultural News Photo

高野山米国別院での2016年元旦の護摩供。Cultural News Photo)

高野山米国別院での2016年元旦の護摩供。Cultural News Photo)

約700人が訪れたリトル東京の真言宗・高野山米国別院のホール。2016年1月1日。Cultural News Photo

約700人が訪れたリトル東京の真言宗・高野山米国別院のホール。2016年1月1日。Cultural News Photo

ロサンゼルス・リトル東京のファースト・ストリート(1街)の路地に少し入ったところに、真言宗・高野山米国別院があります。高野山米国別院の元祖になる信者の組織ができたのが100年前、現在の建物、高野山ホールができたのが、1941年の日米開戦(12月8日=アメリカでは7日)の直前でした。

高野山米国別院では、長年、元旦の護摩だきが行われているのですが、20年くらい前から初詣参拝者が来るようになり、ここ10年間は、その数が数千人にもなっています。高野山の初詣は、すっかり、ロサンゼルスのお正月の恒例行事になっています。

わたしも、今日、午前10時からの護摩だきを見てきました。高野山ホールいっぱいの700人が、真言宗僧侶の行う儀式を真剣に見ていまいした。わたしは、広島県呉市で育ち、実家が浄土真宗なので、真言宗の護摩だきというのは、アメリカに来るまで見たことがありませんでした。

護摩だきを見ていると、日本には、ほんとうに、ふしぎな伝統があるのだと思います。まだ、護摩だきを見たことのない方には、明日(1月2日)と3日の午前10時から、護摩供が行われますから、お勧めします。

高野山米国別院の初詣については www.culturalnews.com を見てください。

日系商工会議所が主催した「2016お正月in リトル東京の写真」はwww.facebook.com/Culturalnewspaper を見てください