
豊島年昭さん(左から2人目)が堀之内秀久ロサンゼルス総領事(右から2人目)から表彰を受けました。ロサンゼルス総領事公邸で、左端は、豊島夫人の純子さんと、右端は堀之内総領事夫人のサビネさん (Cultural News Photo)
ロサンゼルス・リトル東京で寿司レストラン「鮨元」を35年にわたって経営しているオーナーシェフの豊島年昭さん(68歳)が12月14日、ロサンゼルス総領事表彰を受けました。
表彰式は、ハンコックパークのロサンゼルス総領事公邸で行われ、堀之内秀久ロサンゼルス総領事が、豊島さんの経歴と功績を紹介し、表彰状が豊島さんに渡されました。
豊島さんは、青森県東津軽郡平内町(青森市の隣)の出身で、中学を卒業後、川崎市内の寿司屋で5年間修行ののち、寿司職人組合に所属して東京都内の寿司屋で働きました。
1973年にロサンゼルスの日本食レストラン「東京会館」のシェフとして渡米、1980年にはリトル東京内に「鮨元」を開業し、繁盛店に育てました。
コミュニティー活動では、南カリフォルニア青森県人会や、ロサンゼルスねぶた囃子保存会を作ってきました。
表彰理由は、米国日系レストラン協会の活動を通じて、日本食をアメリカに広めることに貢献してきたこと、2015年8月の二世ウィークと11月のハリウッド・クリスマス・パレードに青森で生まれた「ねぶた」フロートを参加させて、大成功を収めたことでした。
豊島さんのスピーチをYouTubeで見ることができます。iPad Mini で撮影しましたので、少し画質が悪いのですが、音声ははっきりと聞こえます