2014/ロサンゼルス総領事表彰、5月22日、パサデナの半田俊夫さんに

半田俊夫さん(左)と新美ロサンゼルス総領事(カルチュラル・ニュース・フォト)

半田俊夫さん(左)と新美ロサンゼルス総領事(Cultural News Photo)

 

5月22日、総領事表彰授与式の記録ビデオ
http://youtu.be/EWo6ZeT0zF4

在ロサンゼルス日本国総領事館からの発表(2014年5月15日)

http://www.la.us.emb-japan.go.jp/web/news_Soryoji_Handa_2014.htm

在ロサンゼルス日本国総領事館は2014年5月22日(木)、半田俊夫氏に対して総領事表彰を行います。総領事表彰とは、総領事館の任務の遂行に協力頂き、日本と米国との相互理解及び友好親善の促進等において顕著な貢献を頂いた個人又は団体を顕彰するために行っているものです。

半田俊夫氏の経歴・表彰理由は以下のとおりです。

経歴

1942年9月27日、東京都文京区生まれ。65年に慶應義塾大学商学部を卒業の後、伊藤忠商事に就職、72年には伊藤忠商事ロサンゼルス支店の航空機部マネージャーとして渡米、パサデナにて駐在員生活を始められました。その後一旦日本に帰国された後、81年に家族で再渡米、個人商社を一から立ち上げ、2011年に引退されるまで続けられました。

事業が軌道に乗り始めると同氏は各種日系人団体の活動に積極的に参加されるようになり、コミュニティへの貢献に精力的に取り組まれました。パサデナセミナー会として時事問題の講演、日系人の交流を10年以上に渡り一人で主宰されるとともに、南加日系商工会議所、日系パイオニアセンターでは要職を歴任、さらに日系ヘルプライン「命の電話」の運営を支援されるなど、同氏の活動は現在の日系社会に欠かせないものとなっています。

表彰理由

同氏は日本人としての誇り、日本への愛国心を高く持ち、当地日系コミュニティの活性化および日本文化の普及に長年取り組んでこられました。当地の日系人の心の拠り所として重要な意味を持つ日系ヘルプライン「命の電話」の運営を支える為に、同氏は「命のコンサート」を主催する等、資金集めに奮闘されています。また、同氏が主宰するパサデナセミナー会の収益は「命の電話」の運営資金として全額寄付されています。

南加日系商工会議所の会頭在任三年目に東日本大震災が発生した際にはリーダシップを発揮、日系社会をとりまとめての義援金募金活動に大変ご尽力され、最終的に総額56万ドルもの寄付金をUNICEFを通して被災地に寄付されました。さらに、今年からは日系パイオニアセンターの会長を務められており、精力的なコミュニティー活動を続けられています。

同氏の日系コミュニティーに対する貢献は多岐に渡り、上記に述べられた団体以外にも茶道裏千家淡交会オレンジ郡協会、日米文化会館、リトル東京コミュニティー・カウンシル、南加県人会協議会、米国書道研究会、LA東京会、大正クラブ、日米協会にてご活躍されています。