全米日系博物館 特別写真展「がんばって-生き抜く精神のレガシー」4月28日まで

 

Left: In 2013, photographer Paul Kitagaki, Jr., tacked down Junzo Jake Ohara, Takeshi Motoyasu, and Edward Tetsuji Kato in the Los Angeles area. They posed outside Kato’s home in Monterey Park, California. Right: At Heart Mountain Relocation Center in Wyoming in 1943, Boy Scouts Junzo Jake Ohara, 14, Takeshi Motoyasu, 14, and Edward Tetsuji Kato, 16, paid homage to the American flag. Photography by Pat Coffey, National Archives.

Left: In 2013, photographer Paul Kitagaki, Jr., tacked down Junzo Jake Ohara, Takeshi Motoyasu, and Edward Tetsuji Kato in the Los Angeles area. They posed outside Kato’s home in Monterey Park, California. Right: At Heart Mountain Relocation Center in Wyoming in 1943, Boy Scouts Junzo Jake Ohara, 14, Takeshi Motoyasu, 14, and Edward Tetsuji Kato, 16, paid homage to the American flag. Photography by Pat Coffey, National Archives.

全米日系人博物館(Japanese American National Museum)は、11月17日(土)~2019年4月28日(日)に、特別展「頑張って!―生き抜く精神のレガシー」(Gambatte! Legacy of an Enduring Spirit)を開催します。

この展覧会では第二次世界大戦中に強制収容された日系アメリカ人の物語を伝える歴史的な写真と近年の写真をあわせて展示します。

展覧会場に並ぶ大判の写真は、ピューリッツァー賞受賞フォトジャーナリストのポール・キタガキ・ジュニアが近年撮影したものです。

その写真の横にはドロシア・ラングやアンセル・アダムスといった著名な写真家によって約75年前に撮影された写真が並んでいます。二枚の写真に写る被写体は、時代は異なるものの同一人物、または直系の子孫です。

キタガキは1970年代後半に、1942年にタンフォラン集合所(サンフランシスコの仮収容所)へと送られていくバスを待っていた彼の家族の写真がラングによって撮影されたことを知ります。

そのことを発見して以後、彼はこうした収容所時代の写真に写った人々が誰であるかを調べ、その人物を見つけ出し、彼らの写真を撮影し続けているのです。

「ラングの仕事を知って以来、こうした写真には過去の沈黙の中にうずもれた、知られざる物語があることに気づいたのです。尋ねたい質問は山ほどあるのに、答えてもらえることはほとんどありません。何よりも私は、大統領令9066号が、不条理に家もビジネスも、時に家族をも失ってしまった被収容者たちの人生をどのように変えてしまったのか、明らかにしたいと思ったのです」とキタガキ。

キタガキはこれまでにこうした収容所時代の写真に写る60人以上を見つけ出し、撮影してきました。

この展覧会に並ぶ写真からは、「頑張って」という励ましの言葉そのものを体現するように、想像を絶する苦難を生き抜いてきた日系アメリカ人の強靭さとそのレガシーが伝わってきます。

◎展覧会ウェブサイト(英語):http://www.janm.org/exhibits/gambatte/

※同展の観覧料は通常の入館料に含まれます。

■全米日系人博物館 概要

ロサンゼルスのリトルトーキョーにある全米日系人博物館は、非営利の博物館として1992年に開館しました。日系アメリカ人の歴史と経験を伝えていくことにより、アメリカの人種や文化の多様性に対する社会的理解と認識を深めていくことをミッションとしています。

〈アクセス〉 100 N. Central Ave., Los Angeles, CA 90012

〈開館時間〉 火~日曜11:00-17:00(木曜は12:00-20:00)※入館は閉館時間の30分前まで

月曜および独立記念日、感謝祭、クリスマス、元日は休館